ワンポールテントは、比較的設営が簡単なテントです。
雰囲気もオシャレで近年人気のテントですね。
ですが、いざファミリー向けの大型ワンポールテントを探してみると結構選ぶのが難しいと感じます。
今回は、我が家が悩んだ末に選んだ「ワンポールテント」UJack Desert450の使用感をレビューしたいと思います!
初心者の方から、経験者まで、ワンポールテントを探しているファミリーキャンパーの参考になればうれしいです!
購入の経緯

キャンプを始めた頃は、手軽で初心者にも扱いやすい「ドーム型テント」を使っていました。

やがて広さや機能を求め「ツールームテント」で過ごすファミリーキャンプ。

よくある流れでしょう。。。
そしてキャンプをすること数年、ふと思うのが。
- 簡単に設営したい
- オシャレにしたい
- 広さは欲しい
気が付けば、いつしか「ワンポールテント」に憧れるようになりました。
そして、妻の後押しもあり購入を検討することに。
真っ先に思い浮かんだのは、ノルディスクのテント「アルフェイム19.6」。
ですが、、、
- 値が張る
- コットン生地は重いし、雨の日に使いずらそう
など、私にはデメリット面が気になりました。
次に候補となったのが、DOD(ディーオーディー)の「ワンポールテントL」。
ですが、、、
- 人とかぶりやすい(キャンプ場でよく見かける)
- スカートがない
自分の理想とするワンポールテントは無いのだと諦めかけていた中、出会ったテントがUJack Desert450でした。
Desertシリーズは、小さめサイズの「Desert300」もありますが、我が家で購入したのは大きいサイズの「Desert450」です。
Desert300 | Desert450 | |
展開サイズ | 330×330×270cm | 480×480×300cm |
重量 | 約10kg | 約14kg |
使用推奨人数 | 1~4人程度(子供2人含む) | 3~6人程度(子供2人含む) |
少なくとも私にとっては非の打ちどころが無く、晴れて購入に至るのでした!
メリットと留意点
メリット
設営が簡単

ツールームテントユーザーであった私からすれば、設営は工数が少なくラクちんです。
基本の工程としては、テントのふちをペグダウンして、テント内からポールを立ち上げるだけ。
なにより、ひとりで立てられるのは小さい子どものいるファミリーキャンパーにはありがたいです。
広い

家族4人でかなり広々使えます。
- 半分は寝るスペース
- 半分はリビング
- かつ、荷物を置くスペースが余る
こんなイメージです。
我が家ではインフレーターマット(ダブルサイズ×2枚)とラグマットを中に敷いています。
インフレーターマットダブルサイズ(2枚)がピッタリ収まる
ロゴスのインフレーターマット(ダブルサイズ)2枚がピッタリ収まります。
インフレーターマットのサイズは、1枚あたり(約)幅135×奥行190×高さ5.5cmです。


もともと使っていたラグマットもピッタリ
もともとツールームテントで使用していたラグマットがピッタリハマりました。
これがあると快適性があがり、冬はホットカーペットも使用可能です。
うれしい限りです!

夏にも冬にも適応。かつ雨にも強い。
インナーとフライの素材

UJack Desert450は、インナーシートとフライシートの2層構造になっていて、それぞれ素材の使い分けがされています。
インナーはポリコットンを使用しているので、通気性・吸湿性があります。
夏は、温度と湿度が自動調整され快適に過ごせますし、冬は結露の発生を抑える効果が期待できます。
一方、フライシートは防水性が高いポリエステルなので、雨にも強いです。
この使い分けは、私にとって高評価ポイントです。
サイド2箇所を跳ね上げできる

ワンポールテントといえば、6角錐や8角錐の形状が一般的です。
雨が降ったら、出入口から直接雨が入り込むことになるため、キャノピーでサイドパネルを跳ね上げひさしを作れるようになっています。
サイドパネルは側面を覆う形状になっているので、雨が入りにくくて良いですね。
目隠しとしても大活躍です。
スカート付き

スカート付きのワンポールテントは案外見つからない気がします。
どうせなら冬キャンプを視野に入れ、防寒対策としてスカート付きを探しました。
私が重視したポイントであり、決め手のひとつです。
ファスナーがYKK

UJack Desert450は、他メーカーのテントと比べてチャックの開け閉めが段違いになめらかです。
テントを使う前は、正直「YKK?ふ~んそうなんだ~」くらいにしか思っていなかったのですが、実際にキャンプ場でテントを使ってみて、ファスナーの重要性に気付かされました。
生地を嚙まないって、気持ちいい!!
コスパが良い
インナーシートがポリコットンであるにもかかわらず、手の届きやすい価格。
コスパが良い点も魅力のひとつでした。
留意点
UJack Desert450に限らず、ワンポールテント全般に言えるものが多いですが。。。
グランドシートは8角形

グランドシートは、ブルーシートなどで代用している方も多いと思いますが、四角形ではないため、そのまま代用することはできません。
たいていの方は専用のグランドシートを新たに用意する必要があるでしょう。
ペグの数が多い

ワンポールテント全般に言えますが、ドーム型やツールームと比べると、必要となるペグの数が多いです。
Desert450には36本のペグが付属されています。
インナーとフライシートのふちに8本ずつ(計16本)のペグダウンが最低限必要となります。(これが無いとテントが自立しない)

加えて、ロープによるテント補強や、キャノピー跳ね上げ等する場合、追加でペグ打ちすることとなります。


煙突穴はありません

煙突穴は無いため、残念ながら薪ストーブを使うことはできません。
他製品との比較(ファミリー向け:大型ワンポールテント)
定番ワンポールテントとの比較表をまとめました。
【UJack】Desert450 | 【DOD】ワンポールテントL | 【キャプテンスタッグ】オクタゴン CSクラシックス | 【ogawa】テント ワンポール ピルツ15T/C | 【ノルディスク】アルフェイム19.6 | |
画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
価格 | ¥39,500 | ¥27,640 | ¥28,980 | ¥139,400 | ¥171,600 |
展開サイズ | 480×480×300cm | (約)460×460×300cm | (約)460×460×300cm | 430×430×310cm | 500×500×350cm |
重量 | 約14kg | 約12kg | 約11.5kg | 幕体/約13.4kg、ポール/約4.2kg | 20kg |
収容人数 | 3~6人程度(子供2人含む) ※使用推奨人数 | 8人 | 7人 | 8人 | 8人 |
リンク | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
※価格は、執筆日時点のAmazon参考価格です。
関連グッズ
グランドシート
Ujack Desert450用グランドシート
メーカー推奨の正規品はこちらです。
他社製のグランドシートを代用する場合
私が使用しているのは、こちらです。(購入時に在庫が無かったため代用品として購入)
Desert450のインナーシートより10cm小さいグランドシートになります。
なぜかインナーシートから、2~3cmどこかしらはみ出してしまうのですが、フライシートからはみ出すことは無いので問題なく代用しています。(雨がグランドシートに溜まることはありません)
使用可能なグランドシートとしてご参考までに。
ペグ

付属のペグ36本は、強度の面で頼りないので別のものがあればベターです。
我が家では、キャンパーに定番の「エリッゼステーク」を使っています。
短め(18cm)を多めに持っていると使いやすくて作業的にもラクですね。
ランタンハンガー
メインポールに一カ所フックは付いてはいますが、、、高さの調整は難しいです。

LEDランタン用にランタンハンガーがあると、高さも調整できて便利ですよ。

まとめ

本記事では、ファミリーキャンプで使用する広めのワンポールテントとして、UJack Desert450のレビューをしました。
ワンポールテントとツールームテントを使い分けることで、選択肢ができ、キャンプのバリエーションも出てきます。
ワンポールテントを選ぶ際に、是非本記事が参考になればうれしいです!