我が家がキャンプにハマるきっかけとなったのは、コールマンのツールームテント「タフスクリーン2ルームハウス/LDX+」でキャンプするのが楽しすぎたからです。
ダークルームテクノロジーで話題となり、大人気のツールームテント。
初心者キャンパーにも扱いやすく、しばらくはファミリーキャンプの定番テントとなるんでしょう。
今回は、そんな「タフスクリーン2ルームハウス/LDX+」について1年半使用して感じた点をご紹介したいと思います!
正直にレビューしますので、購入しようか迷っている方も参考にしていただければと思います!!
購入の経緯
我が家は、もともとはドーム型テントを使っていましたが、、、
- 子どもが一人増えてドーム型テントが手狭になった
- でも10万円以上は手が出ない
- ツールームテントには憧れがある
こんな状況でした。
夏場のキャンプでは、お隣さんがツールームテントを使っていると、うらやましかったものです。
四方をメッシュにして、虫を寄せ付けず安全に食事するって、最高ですよね。
あの中に入りたい!!そう思ったものです。そして買ってしまいました。


購入前は少しためらいもありました、
- ツールームテントって高そう
- 設営が難しそう
- 今後も継続的にキャンプをするだろうか
などと、考えていたものです。
そんなことを思いながらも、勢いでネット購入。
購入後の私はというと、このテントを使うのが楽しすぎて、キャンプ場を予約しまくる日々でした。
メリットと留意点
メリット
- 夏の暑さを軽減「ダークルームテクノロジー」
- 居住性の高さ
- コスパ良し
夏の暑さを軽減「ダークルームテクノロジー」

「タフスクリーン2ルームハウス/LDX+」 の最大の特徴は、圧倒的な遮光性の高さ。
このテントはオールシーズン使えますが、その中でも特に「真夏」に力を発揮します。

テントの生地には、「ダークルームテクノロジー」という技術が使われており、光は90%以上遮断されます。

インナーテントの中
インナーテント内は、締め切ると真っ暗。
昼でもランタンが必要なほどです。

夏の暑い時期に、ほかのテントより涼しいのは間違いないでしょう。
「フライシート」と「インナーテント」のみならず、「ルーフフライ」(テントの屋根に被せる部分)もシートの裏側は真っ黒です。

ルーフフライによって、テント全体を覆うため、リビングも含めて遮光性が高くなります。
遮るものもなく直射日光にさらされるサイトであっても、寝室に熱がこもりません。
真夏のキャンプでその効果を実感しています。
居住性の高さ
「タフスクリーン2ルームハウス」は、サイズは「MDX」と「LDX」と2種類ありますが、我が家では大きいほうの「LDX」を使っています。

イスやテーブルだけでなく、棚などを入れても十分広くて快適です!
購入前は「MDX」とどちらにしようか悩みましたが、結果的に「LDX」にして間違いなかったです。
雨が降った時など、テント内の空間が広いことで、何かとゆとりを感じる場面がありました。

ダブルサイズのインフレーターマット2枚敷いてます。寝床も快適です。

テント設営は最初うまくできるか不安でしたが、扱いやすくて要らぬ心配でした。
こちらの動画を事前に見ておくことで、初心者でも問題なく組み立てられました!
収納時は、それなりのサイズと重量です、、、
でもファミリー向けのテントですし、車移動が前提だと、そこまで問題になることはないでしょう。

ちなみに我が家では車に積むときは、長女の足元にスッポリ収まるので、ここが定位置です。

コスパ良し
同タイプのツールームテントは、他製品だと15~18万前後の価格帯のものもゴロゴロあります。
その中で、この機能性と快適性で、10万円を切る価格帯はとても良心的だと思います。
人気が出るはずですね~
留意点
- 高さがある(天井が届かないなど)
- 人とかぶる(人気ありすぎ)
高さがある
居住性がある分、高さがあります。それゆえ苦戦することも。。。
私は身長174cmですが、以下の動作はギリギリかなぁと感じています。(一応届きます)
- 天井のフックにLEDランタン吊るすとき
- ルーフフライシートをかぶせるとき
天井のフックにLEDランタン吊るすとき

我が家では、天井にS字フックをかけてLEDランタンを下げて使っています。
天井に届かない方は、台を用意するなど工夫するとよいでしょう。
ルーフフライシートをかぶせるとき

また、ルーフフライについては高さがあるため、いきなりガバッとテントの屋根にかぶせるのは至難の業です。
夫婦ともに170cm以上あるのであれば、なんとかなるかもしれませんが、
そのようなカップルは少ないと思いますので、
〇 シートのフックを1~2カ所ずつ固定しながら、少しずつかぶせていく
× まずシート全体を屋根にかぶせる(高くて届かない!)
正解ではないかもしれませんが、こんなやり方に落ち着きました。
最初は屋根の上に広がるようにシートを投げたりしたものですが、絶対うまくいきません。笑
人とかぶる(人気ありすぎ)
キャンプ場に行くと、けっこう高確率で1組はこのテントを見かける気がします。
キャンプ場で他人とかぶるのはちょっと。。。という方は候補に入れないほうが良いかもしれません。
定番となったテントである以上、これはしょうがないですよね。
他製品との比較
定番ツールームテントの比較表をまとめました。
※価格は、執筆日時点のAmazon参考価格です
冬でも使えるの?(使えます)

ここまで、夏に強いという話しばかりしてきましたが、冬に使うことも可能です。
さすがに屋根の上に雪が積もるようなところでは使わないほうが良いでしょうけど、、、
実際に我が家では、冬でも使っています。
強いて言えば、寝室側にはスカート(下からの風を遮る布)がないため、最初はそこからのすきま風を心配していました。
ですが、風の強い日の冬キャンプでも、大した影響もありませんでしたし、防寒対策をしっかりしていれば、冬でも問題なく使用できるテントだと感じています。
関連グッズ
グランドシート
「タフスクリーン2ルームハウス/LDX+」のサイズにマッチするグランドシートとして、コールマンから案内されているのは以下の商品です。
グランドシートだけではなく、インナーシートとセットになっているものになります。
ちなみに、我が家では、「2.7m×2.7m」のシルバーシートと「2.7m×3.6m」のグリーンシートを代用しています。

幅2.7mという部分がポイントです。縦が長い分には折ったりすれば調整しやすいので。
「タフスクリーン2ルームハウス/LDX+」のサイズと幅がマッチしていて使いやすいです。


雨の日でも浸水したことないですし、コストを抑えたい方はこちらで十分だと思いますのでご参考までに。
寝室側で使用
必要に応じ、リビング側で使用(お座敷スタイル用)
ペグ
「タフスクリーン2ルームハウス/LDX+」は、すべて合わせると「26カ所」ペグを打つことになります。
付属のペグ26本(スチールペグとプラスチックペグ)は、強度の面で頼りないので別のものがあればベターです。
我が家では、キャンパーに定番の「エリッゼステーク」を使っています。

短め(18cm)を多めに持っていると使いやすくて作業的にもラクですよ~

ポール
ポールはキャノピーを立ち上げるために、最初から2本付属されています。
リビング側3面のうち、1カ所立ち上げることができますね。

キャノピーは、雨の日に大活躍します。
ですが、このキャノピー。
おそらく身長170cm以上ある方だと少し頭を下げてテントを行き来することになります。
些細なことですが私にとっては、これが少しだけストレスなのです。。。
我が家は、高さのあるタープポールを別に持っているので、組み合わせて使ったりしています。

高さのあるポールで大胆に跳ね上げると、背の高い方もより快適になります!
ガーランド
ツールームテントを使っていると、ロープに足をひっかけて転びそうになることが頻繁にあります。
ガーランド(小さい旗がいっぱいついてる飾り)は、ロープの場所を目立たせてくれるので、小さいお子さんがいるファミリーキャンパーにおススメのアイテムです。

おしゃれに見せるだけではなく、子どもの安全のためにも役立ちます!
まとめ
「タフスクリーン2ルームハウス/LDX+」を実際に使用してきた私としては、、、
「居住性」「設営のしやすさ」「機能性」それから「コストパフォーマンス」、どこをとってもバランスがよく、ファミリーキャンプの楽しさを最大限引き出してくれているアイテムだと感じています。
我が家では、これからもしばらく使い込むことは間違いないでしょう。
このテントを使う日は、ほんと子どもがよろこびますし、このテントで泊まるからこそ、またキャンプに行きたくなります。
なお、2022年7月に新しいモデル「タフスクリーン2ルームエアー/LDX+」が発売されました。テント内に電動ファンを取り付けて、さらに涼しくできるみたいなので、こちらも注目ですね!
ツールームテントは、安い買い物ではないので絶対失敗したくないですよね!ツールームテント購入を検討されている方の参考になればと思います!